こちらは栃木県那須地方で採集された数十万年前の木の葉の化石です。輪郭や葉柄、葉脈などが非常に鮮明に保存されています。
那須地方では木の葉の化石が多く発見されています。これらは数十万年前の比較的新しい化石であり、保存状態が非常に良好であることが特徴です。ギザギザの輪郭などからミズナラの葉であると推察されます。
ミズナラは現在、北海道から九州まで広く自生している、私たちになじみ深い植物です。樹高は20メートル以上に達することもあり、波状のギザギザの葉が特徴です。
夏にどんぐりが少しずつ成長し、秋になると落ちて、動物の食料になるようです。
赤褐色の部分は鉄分が析出したものと思われます。額縁のようになっていて面白いですね。
裏面です。比較的若い化石ということもあり、粘土質のきめ細かい土のような質感があります。もちろん実際にはカチコチの石なのですが。
こちらは側面から撮影したものです。何層にも重なっていることが分かります。ミズナラの葉が地面に落ち、その後、少しずつ土砂が積み重なっていった様子が伺えますね。
左右9センチほどあります。
100円玉との比較。栃木県那須地方で採集された数十万年前のミズナラの葉の化石です。
価格:
商品ID:ot4027
時代:新生代第四紀(260万年前 -- 現在)
産地:栃木県 日本
サイズ:本体幅9cm 母岩含め全体10.2cm×6.1cm×最厚部1.3cm
商品説明:特徴がしっかり現れています!栃木県那須地方で採集された数十万年前のミズナラの葉の化石
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