こちらはちょっと珍しいペルー産の黄鉄鉱(パイライト)です。黄鉄鉱は、鉄と硫黄がほぼ半々の割合で含まれる化合物です。火山活動に伴い、熱水鉱脈内の鉄分と硫黄が反応して形成されることがあります。温泉地近くなどで採集されることが多いのはそのためです。
見事な結晶が形成されています。黄鉄鉱は輝きが金(ゴールド)に似ており、「愚か者の金」という皮肉な別名が付けられています。金との大きな違いは比重です。黄鉄鉱は鉄と硫黄がほぼ半々の割合で含まれており、重量感はありますが、金とは明らかに異なります。比重を比べると、黄鉄鉱は約5.0、金は19.32と、およそ4倍の差があります。金だと思って喜ぶ前に、手に取ってみる必要がありそうです。
こちらの標本は大小の結晶が群集化しており、見ごたえがあります。黄鉄鉱特有の美しい金色を存分に楽しむことができます。
こちらの標本は木製の台座と一体化しており、安定して展示することができます。標本と台座を取り外すことはできないようになっています。
手にとって動かすとライトに応じて、キラキラと光ります。
裏面です。
本体高さ約6センチほどあります。台座を含めますと8センチ弱です。
100円玉との比較。金塊ならぬ、黄鉄鉱の塊です。
価格:¥4,300
商品ID:ot3998
時代:Unknown
産地:Peru
サイズ:本体6cm×4.7cm×4.6cm 木製台含め全体7.1cm×5.6cm×高7.8cm
商品説明:愚か者の金と言わないで!金塊ならぬ、黄鉄鉱の塊。ペルー産のパイライト(pyrite)の台座付き標本
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