こちらは、宝石としても知られる鉱物、アメシストです。アメシストといえばこの甘美なパープルですね。アメシストは鉱物学的には、水晶の一つなのですが、この紫を生み出しているのは、鉄やバナジウムなどが微量、含まれているからと言われています。
宝石に加工されているアメシストを見ることはあっても、こうして、自然な産状そのままの天然アメシストを目にする機会は多くはないですよね。アメシストは、地中深い高圧高熱の環境で形成されます。ぽっかりと空いた晶洞に珪酸塩鉱物が断続的に流れ込み結晶化することで、このように岩に張り付いたアメシストが形成されます。
光があたると更に美しく輝きます。
アメシストは古来より特別な石として珍重されてきました。アメシストという名は、ギリシャ語で「Amethystos」に由来し、「酔わない」という意味があります。携帯していると、泥酔を防げると思われていたようです。お守りやお札のようなものだったのでしょう。
晶洞の裏側です。天然アメシストならでは産状を味わえます。
側面から撮影しました。岩の上に結晶化していることが分かりますね。
左右73ミリほどあります。
100円玉との比較。天然アメシストのジオード(晶洞)です。
価格:
商品ID:ot3988
時代:Unknown
産地:Brazil
サイズ:7.3cm×3.8cm×厚2.6cm
商品説明:サービスプライス!産状が保存された天然アメシスト(Amethyst)の原石
この商品は売却済みです。
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