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明瞭な溶融皮殻に注目! 太陽系形成時に起源を持つとも言われる、アフリカ大陸北西部で発見された石質隕石 NWA 869/Unknown 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは 「NWA 869」 の識別番号で知られる石質隕石です。石質隕石は比較的鉄分の含有量が少なく、約46億年前の太陽系創生時に誕生したとされています。表面には高熱によって形成された溶融皮殻が見られるのが特徴です。太陽系創生時の形成過程を解明するための重要な試料とされています。


表面の焼けた痕のような凹凸が溶融皮殻です。


溶融皮殻を持つ以外は、石質隕石は一見すると普通の石のように見えます。しかし、その起源を知れば、もうただの石には見えないでしょう。NWA 869 は石質隕石の中でも 「コンドライト」 に分類されます。コンドライトは、直径2mm以下の球状物質であるコンドリュールを含んでいることが特徴で、太陽系形成初期の情報を持つとされています。


NWA869 は、1998年ごろからモロッコとアルジェリアの国境付近のサハラ砂漠で発見され始めました。一部の研究者の間では、この隕石が約13億年前、巨大隕石が化石に衝突した際に、化石の表面から宇宙空間へ放出されたものではないかという説が提唱されています。さらなる研究が待たれますね。ちなみに、NWAと名の付く隕石は多数ありますが、これは "North West Africa"(北西アフリカ) の略で、北西アフリカで発見された隕石を指します。その後に続く数字は識別番号となり、NWA 869 は「北西アフリカで発見された識別番号869の隕石」という意味になります。なお、NWA 869は単体の隕石ではなく、複数個発見されている隕石群です。


左右17ミリほどあります。


100円玉との比較。溶融皮殻が明瞭に観察される、石質隕石「NWA 869」です。

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価格

商品ID:ot3987

時代:Unknown

産地:Morocco

サイズ:1.7cm×1.3cm×厚1cm

商品説明:明瞭な溶融皮殻に注目! 太陽系形成時に起源を持つとも言われる、アフリカ大陸北西部で発見された石質隕石 NWA 869

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