こちらは黄水晶の和名で知られる、水晶のバリエーションの一つ、シトリンです。和名の通り、黄色を呈するのが特徴です。
シトリンは英語で Citrine と書きます。語源はいくつか唱えられていますが、フランス語の「citron」に由来するという説があります。citron はレモンを意味します。また、シトラス、つまり柑橘類にちなんで命名されたという話もあります。いずれにしても、爽やかな黄色を連想させる意味合いがありますね。
色を除けば、一般的な水晶と同じ見た目をしています。鉱物学的にもほぼ同じですが、シトリンは副成分として鉄などを含んでいる点でわずかに異なります。
透明度は抜群で、一定の屈折率があるため、背景が歪んで見えるのが面白いです。
底部から撮影したものです。水晶の仲間は六方晶系という結晶系を持ち、自然に六角柱の形になりやすい特徴があります。この個体は、取り扱いをしやすくするために辺が面取りされています。
左右38ミリほどあります。シトリンは11月の誕生石のひとつで、ギフトとしても人気があります。指輪やネックレス、イヤリングなどに広く用いられる一方で、こちらは面取りなどのわずかな加工にとどめた自然石の状態です。
100円玉との比較。爽やかな黄色を呈することで知られる、11月の誕生石、シトリンの天然石です。
価格:¥2,980
商品ID:ot3974
時代:Unknown
産地:Brazil
サイズ:3.8cm×1.6cm×1.3cm
商品説明:爽やかな黄色を呈することで知られる、11月の誕生石、シトリン(黄水晶)の天然石
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