こちらは、カンブリア紀の最も古い動物群の一つであるイソキシスの化石です。イソキシスは二枚貝のような殻を持ち、パドルのように使って遊泳していたと考えられています。この標本では、半円形の殻の形がはっきりと確認できます。
写真の下側には、半円形の殻が明瞭に保存されています。肉眼でもはっきりと確認できる大きさです。
イソキシスの祖先は現存していないため、この生物がどのような生態を持っていたのかについては、未だに不明な点が多く、解明が待たれています。
カンブリア紀の生物の化石は非常に希少で、世界的にも限られた場所でしか発見されません。こちらの化石が発見された澄江動物群のほか、カナダのバージェス頁岩やモロッコのフェズータ頁岩など、ほんの一部の地域でのみ見ることができます。
こちらは裏面です。澄江動物群の化石の母岩は薄いカーキ色をしており、非常にきめ細かい頁岩で構成されています。
こちらは側面から撮影したものです。ご覧のように、層をなしているのが特徴の一つです。これは、水流が緩やかな嫌気性の環境で、少しずつ堆積していったことを示しています。
本体は約12ミリほど、母岩を含めると約35ミリほどの大きさです。
100円玉との比較です。中国の澄江動物群で発見・採集されたイソキシスの化石です。
価格:
商品ID:ot3892
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:中国雲南省
サイズ:本体直線距離1.2cm 母岩含め全体3.5cm×2.7cm×厚0.8cm
商品説明:レア!輪郭明瞭、中国澄江動物群で発見、採集されたイソキシス(Isoxys curvirostratus)の化石
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