こちらはミャンマー北部の渓谷で採掘された琥珀、バーマイトです。バーマイトは恐竜時代の琥珀として知られており、その起源は約1億年前に遡ります。内部には約5ミリの非常に大きな虫が含まれており、丸みを帯びた特徴的な体型をしています。尾部からは2つの大きな突起が伸びており、体はカメムシのように横幅があり、尾部にはハサミムシのような突起があります。
保存状態は非常に良好で、生息していた当時の状態を保っている部分もあります。琥珀内部は酸化や風化とはほぼ無縁で、まるでタイムカプセルのように中の物体を保存しています。
琥珀の内部に含まれる虫は一般的に非常に小さく、観察するにはルーペが必要ですが、この昆虫は特別に大きく、なんと5ミリもあります。大きな虫は琥珀(樹液)の中から脱出しやすいため、通常はこのような状態では残らないのですが、これは非常に珍しい例と言えるでしょう。肉眼でも十分、観察できます。
虫以外には目立った内包物がないため、存在が際立ちます。
改めてサイズをご覧ください。この琥珀全体は約1.5センチ四方で、虫のサイズは約5ミリほどです。バーマイトに限らず、琥珀の中に含まれる虫としては非常に大きい部類に入ります。
バックライトをあてて撮影しました。
蛍光灯下ではやや曇って見えます。
高倍率(30倍程度)のルーペを用いるとこのように見えます。
左右16ミリほどあります。
100円玉との比較。極めて大きな虫を内包した恐竜時代の琥珀、バーマイトです。
価格:
商品ID:ot3878
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Myanmar
サイズ:1.6cm×1.5cm×厚0.5cm
商品説明:5ミリ級!極めて大きな虫を内包した恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite)
この商品は売却済みです。
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