こちらは白亜紀後期の海中に棲息していた獰猛な巨大魚、エンコダスの歯化石です。エンコダスは成長すると1メートル以上になり、顎にはこのような鋭い歯がズラッと並んでいました。当時、世界中に棲息しており、食物連鎖の上位に位置していた生物と考えられています。
その歯の形には特徴があり、先端が逆方向にクイッと曲がっています。獲物に噛み付いた際、簡単には逃さないように「返し」の役割があったと考えられます。
保存状態は良好で、特に歯冠の表面を覆うエナメル質には光沢があります。
根本から撮影したものです。およそ1メートル前後の魚体に、このような太い歯が多数生えていたと考えると、体躯に対して歯が非常に大きく、異様な姿だったに違いありません。
下辺にそって計測して36ミリほどあります。
100円玉との比較。北アフリカの白亜紀後期の地層から発見された、恐ろしい古代魚、エンコダスの歯化石です。
価格:
商品ID:ot3864
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:ロングカーブ計測3.6cm
商品説明:北アフリカの白亜紀後期の地層から発見された、恐ろしい古代魚、エンコダス(Enchodus)の歯化石
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