こちらは、ミャンマー北部の渓谷で見つかる、約1億年前(白亜紀)の琥珀「バーマイト」です。中にはご覧のとおり昆虫が閉じ込められています。高倍率のルーペを使うと、とても精細に観察できますね。尾先にはU字状の突起も見えます。
先ほどの昆虫は写真の下部に位置しています。バーマイトは世界各地の琥珀の中でも特に古いもののひとつですが、透明度が比較的高いため、内部の観察がしやすいという特徴を持っています。
バーマイトには、このような昆虫のほかにも、クモなどの節足動物や爬虫類の一部、そして恐竜の断片的な部位が含まれることがあります。恐竜の部位は非常に希少で、発見されることはごく稀です。
こちらにも非常に小さな虫が確認できました。バーマイト内部を観察するには、30倍以上の高倍率ルーペが必要です。背後からライトを当てると、虫がシルエットとして浮かび上がり、さらに詳細に観察することができます。昆虫は古生代デボン紀から急速に繁栄し、その勢いは止まることなく現代に至ります。爬虫類や哺乳類よりも早く空を飛び、世界各地で繁栄を遂げました。
肉眼で見ると、虫の存在には気づきづらいかもしれません。
比較的薄い個体ですので、内包物の確認がしやすいです。
バーマイトは近年の研究により、約1億年前の熱帯雨林の樹液が化石化したものであることが明らかになっています。内包物もその時代のものである可能性があり、恐竜時代の琥珀としてコレクターに非常に人気を集めています。
左右23ミリほどあります。
100円玉とほぼ同じ大きさです。恐竜時代の琥珀、バーマイトです。高倍率のルーペを使えば、薄くて観察しやすい個体となっています。
価格:¥3,300
商品ID:ot3862
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Myanmar
サイズ:2.3cm×1.4cm×厚0.2cm
商品説明:透明度が高く、薄く観察しやすい!約1億年前の恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite)
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