こちらは、最も古い動物群の一つであるカンブリア爆発によって誕生したイソキシスの上質な標本です。イソキシスは二枚貝のような殻を持っていますが、貝とは異なる生物です。その生態についてはまだ多くの謎があり、解明が待たれています。この殻を使って仰ぐように泳ぎ回り、獲物を捕食していたと考えられています。
ここまで殻の形がはっきりと保存されている標本は決して多くありません。化石は基本的に古ければ古いほど、元の形が残りにくくなります。カンブリア紀の生物は生物として最も古いものの一つであり、その化石自体が非常に希少です。さらに、全形がよく保存されている標本は、非常に高いコレクション価値を持っています。しかも、平均を上回るサイズがあります。
チェンジャン動物群の標本の母岩は、このように薄い層がいくつも重なった構造になっています。薄皮を剥ぐようにクリーニングを行うことで、内部の生物が徐々に露出してきます。
裏面です。
側面から見ると、層構造がさらに分かりやすくなります。この12ミリの層には、いったい何年分の堆積物が眠っているのでしょうか。
左右48ミリの母岩に19ミリのイソキシスが眠っています。特徴的な半円の殻が見事に保存されています。
100円玉との比較。チェンジャン動物群の一つ、半円の殻で知られるイソキシスの上質化石です。
価格:
商品ID:ot3853
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:中国雲南省
サイズ:本体直線距離1.9cm 母岩含め全体4.8cm×2.6cm×厚1.2cm
商品説明:殻のサイズあり、輪郭も明瞭!その生態未だ不明、最古の生物、チェンジャン動物群の一つ、半円の殻で知られるイソキシス(Isoxys curvirostratus)の上質化石
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