こちらは中国遼寧省で発見された古代魚リコプテラの化石です。リコプテラは主に白亜紀前期(バーレム期からアプチアン期)にかけて、現在の東アジア地域を中心に淡水で生息していた魚です。
これまでに16種類の種小名が記載されており、リコプテラは地質年代を知るための示準化石として利用されています。
リコプテラが見つかる中国遼寧省の地層(熱河生物群)は、羽毛恐竜が発見されたことで有名です。
熱河生物群は白亜紀前期の約2,000万年にわたって繁栄し、リコプテラはその代表的な生物の一つです。
こちらは化石の裏面です。母岩が何層にも重なって形成されている様子が確認できます。
側面から見ると、さらにわかりやすくなりますね。
本体は約5センチ強、母岩は約7センチほどの大きさです。
100円玉との比較。これは中国遼寧省、熱河生物群から採集された白亜紀の絶滅淡水魚リコプテラの全身化石です。
価格:¥4,600
商品ID:ot3849
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:中国、遼寧省
サイズ:本体直線距離5.6cm 母岩含め全体7.1cm×5.8cm×厚0.4cm
商品説明:中国遼寧省、熱河生物群から採集された白亜紀の絶滅淡水魚、リコプテラ(Lycoptera)の全身化石
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