こちらはアメシストの名で知られる石英の結晶です。木製の台座付きで、安定的に展示ができます。
アメシストは、石英の一種で、ギリシャ語の「酔わない」を意味するAmethystosに由来します。古代ではアメシストを身に着けていると泥酔しないと信じられていました。
アメシストといえば、やはりその美しい紫色ですよね。自然界では紫や青といった波長の短い色は珍しいものでした。現代では、青や紫の色を持つ人工物を多く目にしますが、古代においては簡単に手に入るものではなく、非常に貴重な鉱物でした。
この紫色は、石英の結晶に鉄分が混ざることで生まれると考えられています。色の濃さは産地によって異なりますが、特にブラジル産のアメシストは深い紫色が特徴的です。
複数の結晶が集まってクラスターを形成しています。
裏面には火山岩の表面がそのまま残っています。地下深くでできた空洞に、ケイ酸塩鉱物を含む水溶液が流れ込み、時間をかけて結晶化していくことで、このような鉱物が形成されたと考えられています。このような産状のことを「晶洞」または「ジオード」と呼びます。
台座含め左右約10センチほどです。
100円玉との比較。宝石、アメシストの原石です。
価格:¥3,500
商品ID:ot3844
時代:Unknown
産地:Brazil
サイズ:本体9.6cm×8.2cm×厚2.8cm 木製台座含め全体幅11.6cm×高9.7cm×奥行5cm
商品説明:身に着けると酔わない!?宝石、アメシスト(Ametyst)の原石。木製台座付き!
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