こちらは、ブラジル産のアメシストのクラスターです。アメシストは紫色の石英結晶のことで、宝石として大変二期があります。主には二酸化ケイ素から成りますが、微量の鉄分やマンガンを含んでおり、紫色を呈します。紫色の濃さは産地によって違いがあり、ブラジル産は深い色合いで知られています。鉱物の硬さの基準であるモース硬度は7と非常に高く、傷つきにくいとされています。
こちらは、ジオードと呼ばれる火山岩の内部にアメシストが形成された状態です。地下深くの空洞に珪酸塩鉱物が流れ込み、外側から徐々に固まることで、このような形状ができたと考えられています。
ブラジル産のアメシストのジオードは他の産地に比べて大きく、深い紫色を呈します。
前述の火山岩の空洞の壁が、残されていることが分かります。
多数の結晶が集まった、いわゆるクラスターです。
裏面は火山岩が露出しており、この肌触りも一興です。
側面から撮影。火山岩のカーブから大きな空洞の一部だったことが分かりますね。
左右135ミリほどある立派なアメシストの原石です。
100円玉との比較。多数の結晶が集まった、深い紫色を呈するブラジル産のアメシストの原石です。
価格:¥8,800
商品ID:ot3843
時代:Unknown
産地:Brazil
サイズ:13.5cm×8.3cm×3.8cm
商品説明:迫力のクラスター、深紫色のブラジル産アメシスト(Ametyst)の原石
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