こちらは、モロッコのジュラ紀の地層から発見されたウニ、シダリス(Cidaris)の化石です。化石として残るのは主に骨格部分であり、仮にトゲなどが存在していたとしても、それらは分離し化石としては残らないことが多いです。
ウニは、約4億5000万年前にはすでに海に存在していたと考えられています。数々の大規模な絶滅を乗り越え、現在でも生息していることから、生物の中でも非常に長い歴史を持つグループだと言えるでしょう。
シダリスは立体的で明瞭な凹凸が見られます。中央の穴は肛門があったと思われます。
表面をアップで撮影しました。先ほどウニのグループが長命だとお話ししましたが、実は個体としても非常に長寿です。驚くことに、寿命が100年に近づく個体もいるそうです。
シダリスは、サンドダラーやせんべいのように薄いウニとは対照的に、体高があり、球状に近い形状をしています。
直径3センチ弱です。
100円玉との比較。モロッコのジュラ紀の地層から採集されたウニ、シダリスの骨格の化石です。
価格:
商品ID:ot3834
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:Morocco
サイズ:3.1cm×3.1cm×2.2cm
商品説明:表面の凹凸が鮮明に保存されている、モロッコのジュラ紀の地層から採集されたウニ、シダリス(Cidaris)の骨格の化石
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