こちらは白亜紀後期の海の王者、モササウルスの顎骨の化石です。モササウルスは当時の海洋生態系の食物連鎖の頂点に君臨していた生物です。最初に発見されたのは1764年、オランダのマーストリヒトのマース川近くの採石場でした。「マース川のトカゲ」という意味で、モササウルスと名付けられました。
顎には3本の歯の化石が見られます。そのうち2本の保存状態は極めて良好で、それ自体がコレクショングレードの歯の化石と言っても過言ではありません。
表面にはエナメル質が残存しています。美しい光沢が見られます。
歯は非常に太く、モササウルスの多くの種類の中でも、プログナソドンのような強力な生物のものと見られます。
顎の先端部分だと思われますが、非常に分厚く、巨大な個体の一部だったと考えられます。
内側からご覧いただきましょう。モササウルスは非常に柔軟な顎関節を持っており、大きく口を開くことができたと考えられています。米国のモササウルスの化石からは、鳥、魚、サメ、そして別種のモササウルスの化石が含まれていました。モササウルスは目に入るものすべてを捕食したと見られています。ときには共食いもしたようです。
モササウルスの歯は非常に太く頑丈です。先端は鋭く獲物を噛み砕くことに適していたと思われます。アンモナイトの殻にも噛み跡が見つかっていることから、ほとんどの生物を捕食対象としたことは間違いないでしょう。
顎化石の表面にはディティールがよく保存されています。
底部から見ると、その分厚さがよく分かります。何しろ最も厚いところで5センチほどあります。
左右125ミリほどあります。特筆すべきはその重量で546グラムもあります。
100円玉との比較。白亜紀の海中の王者、モササウルスの象徴的部位である顎と歯化石の化石です。
価格:
商品ID:ot3819
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:12.5cm×11.7cm×厚5.5cm 546g
商品説明:ズッシリと重い540グラム超え!白亜紀の海洋の巨獣:コレクショングレードの歯が備わった、モササウルス(Mosasaurus)の顎骨の化石
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