こちらは、ミャンマー産の琥珀、バーマイトです。バーマイトは別名ビルマ琥珀とも呼ばれ、ミャンマー北部の渓谷で発掘されます。この琥珀は白亜紀中期から初期にかけての非常に古い琥珀であると考えられており、恐竜偉大の琥珀として有名です。こちらの標本の内部には、その時代のものと思われる羽虫が内包されています。
琥珀とは、古代の木の樹液が時間をかけて化石化したものです。若い琥珀でも数百万年の歳月が経過しており、バーマイトについては前述の通り、1億年もの時間が経っていると言われています。内部に含まれる動植物は、その時代の環境を反映している可能性があります。ロンドン自然史博物館の研究では、内包物の中に白亜紀に起源を持つものが含まれていることが明らかになっています。
琥珀の中には、よく羽虫が含まれています。羽虫は一旦樹液に取り込まれると、抜け出す力がなく、そのまま化石になることが多いとされています。一方、力の強い甲虫や大きな虫などは容易に抜け出せるため、琥珀の中には比較的少ないのです。
ぜひ30倍以上の高倍率のルーペを使って御覧ください。
羽の脈や足、触角などもご覧いただけます。
肉眼でみると、ほぼ透明です。バックライトをあてると、レモンイエローに輝きます。
蛍光灯だけでもきれいに見えます。内包物が少ないので虫を見つけやすいです。
約2センチほどあります。
100円玉との比較。約1億年前に起源を持つ、恐竜時代の琥珀、バーマイトです。
価格:¥3,700
商品ID:ot3809
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Myanmar
サイズ:2cm×0.8cm×厚0.2cm
商品説明:クリアな基質に1匹の羽虫が見える!約1億年前に起源を持つ、恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite)
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