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サービスプライス!典型的なノジュール!約1億年前の汽水域で棲息していた古代魚の化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは、ブラジル・サンタナフォーメーションで採集された古代魚の化石です。サンタナ層はブラジル北東部のアラリペ盆地に位置し、アプチアンからアルビアン(約1億1500万年前から1億800万年前)にかけて形成されたものです。サンタナ層はクラト層、イプビ層、ロムアルド層からなる群層で、当時、汽水域だったと考えられています。汽水域とは、淡水と海水が混ざり合うような環境です。大きな河川の河口に形成されるデルタやラグーン、沿岸の湿地などが該当します。このような環境では、河川にも海域にもない独特の生物相が発達することが多いです。こちらの標本はそういった水域に棲息していた硬骨魚類であり、いわゆるノジュールを形成しています。ノジュールとは堆積岩中に見られる化石を含む硬い石の塊を指します。化石を包むように発達するため、化石を保護し、保存状態を良好に保つ役割を果たします。サンタナ層から採集される化石の中には、このような形態のものが多くあります。


ノジュールで保護された化石はご覧のように、当時の姿に近い状態で保存されることがあります。胸鰭など、在りし日の姿をそのまま残しています。また、化石は重力によって潰れて平たくなることが一般的ですが、ノジュールに保護されることで、丸い形がそのまま保存されている点にもご注目ください。


特徴的な鱗もそのまま保存されています。


ノジュールは外皮のような構造を作り、長い卵のような形をしています。


こちらはいわゆるネガティブといって、化石の裏側が保存された状態です。印象化石とも言います。印象化石とは、生物の形状や構造が岩石に刻まれたものです。


体を内側からのぞいている状態です。


尻ビレから尾びれのセクション。


側面から撮影。もともとは丸い石だったものを、ハンマー等で割ると、内部から化石が現れます。


ノジュール含め12センチ強。


本体は9センチ弱です。上側がポジティブ(化石本体)、下側がネガティブ(印象化石)です。

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価格

商品ID:ot3693

時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

産地:Brazil

サイズ:本体8.8cm 母岩含め全体(ネガポジ)12.9cm×5.2cm×厚3.8cm

商品説明:サービスプライス!典型的なノジュール!約1億年前の汽水域で棲息していた古代魚の化石

この商品は売却済みです。

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