こちらは、白亜紀後期の海の覇者、モササウルスの歯根付きの歯化石です。こちらの標本は、とくに長い歯根が保存されているタイプです。
同時期に棲息していたアンモナイトの一つ、プラセンチセラスの化石から、モササウルスのものとされる噛み跡が見つかっています。モササウルスは当時の海中で最強の生物の一つであり、目に入るもの何でも噛み付いたとされています。ただ、モササウルスと一口にいっても、多種多様に存在し、異なる種のモササウルスの間で序列があったことも考えられます。
モササウルスの歯化石にはセレーション(ギザギザの部分)は存在しませんが、写真のように尖ったラインが見られるケースがあります。
歯茎の内部埋まっていた部分である歯根が長いタイプです。歯根と歯冠についてはコラム「歯根と歯冠とは? 恐竜の歯を学ぼう」を御覧ください。
歯冠を薄く包んでいるエナメル質は大部分が保存されていて光沢が備わっています。
ロングカーブ計測で73ミリもあります。
100円玉との比較。白亜紀後期の海の頂点捕食者、モササウルスの歯根付きの歯化石です。
価格:¥7,400
商品ID:ot3588
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:カーブ計測7.3cm 周長5.8cm
商品説明:歯根が非常に長いタイプ!白亜紀後期の海の頂点捕食者、モササウルス(Mosasaurus)の歯根付きの歯化石
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