こちらは白亜紀後期の海の王者、モササウルスの歯化石です。
モササウルスは、白亜紀に海洋生態系の頂点に君臨した強力な捕食者でした。種によって異なりますが、成体になると10メートル以上に成長するものも存在しました。その凶暴さは目に入るものすべてに対して噛み付くとまで言われ、両の顎には、このような鋭く太い歯を何本も備えていました。
歯冠の表面を覆うエナメル質。大部分が保存され、美しい光沢を放っています。
モササウルスの歯化石にはギザギザの稜線(セレーション)はありませんが、このような尖ったラインが存在します。獲物を噛み潰すために進化した太い歯化石です。
周囲73ミリもある断面。モササウルスの歯の多くは、ほぼ真円に近い断面をしており、これはその進化の結果と考えられます。これらの歯の分厚い断面は、獲物を切り裂くよりもむしろ噛み潰すために適応したものとされています。
ロングカーブ計測で51ミリほどあります。
100円玉との比較。非常に分厚く立派な、モササウルスの歯化石です。
価格:¥6,200
商品ID:ot3582
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:カーブ計測5.1cm 周長7.3cm
商品説明:白亜紀後期の海の頂点捕食者、鋭く太い、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石
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