こちらは中国遼寧省産のザリガニ、アスタクス(Astacus spinorostrinus)の化石です。全形がよく保存されています。
ご覧のように、はっきりと左右のハサミ、ひげ、頭部、腹部などの体節が保存されている点にご注目ください。
アスタクスは中生代ジュラ紀後期に棲息していたザリガニです。現世のザリガニとさほど変わらない姿をしていますね。
腹部を構成する体節を撮影。アスタクスの仲間は淡水性のザリガニで、現世にも子孫が棲息しています。ヨーロッパザリガニ、ドナウザリガニ、カスピ海ザリガニです。こちらは化石種である、spinorostrinusです。アスタクス(Astacus)という名前は、古代ギリシャ語で、ロブスターを意味するとのこと。
こちらには淡水性と思しき裸子植物、リャオニンゴクラドゥス(Liaoningocladus)が見られます。
母岩含め左右15センチほどあります。
裏面です。一部、植物と思しき部分化石が見られます。
厚みはわずか6ミリほど。丁寧にお取り扱いください。
本体およそ6センチほどあります。
100円玉との比較。中生代ジュラ紀のザリガニ、アスタクスの化石です。
価格:¥35,000
商品ID:ot3547
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:中国、遼寧省
サイズ:本体直線距離6cm 母岩含め全体14.9cm×13.2cm×0.6cm
商品説明:ハサミ、全形ともに保存された、恐竜時代(中生代ジュラ紀)のザリガニ、アスタクス(Astacus spinorostrinus)の化石
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