こちらはモロッコ産の絶滅古代鮫、オトドゥスの歯化石です。母岩に埋まった無骨な標本です。さらにクリーニングをすすめる楽しみもありますが、産状がよく分かる、この姿も味わい深いです。
オトドゥスは新生代の初期から中期にかけて世界中の海に棲息していた巨大な肉食ザメです。当時の食物連鎖の頂点に君臨していた強大なプレデターでした。成長すると体長は10メートルを優に超えたと考えられています。
また、このあと登場する史上最大級の絶滅肉食ザメ、メガロドンの先祖だという説も有力です。
頂点捕食者として、この歯で、魚類はもちろん、ウミガメや古代クジラなどを捕食していたと考えられています。
裏面には歯化石の一部が露出しています。
2センチ以上の厚みがあります。
本体長辺計測で7センチ以上、母岩9センチほどある、立派な標本です。オトドゥスの歯化石のなかでも大きな部類です。歯冠には美しいエナメル質が保存されており、光沢が備わっている、状態の良い標本です。
100円玉との比較。新生代の上半期、海洋の頂点捕食者として君臨していた、プレデター、オトドゥスの歯化石です。
価格:¥4,800
商品ID:sh318
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体(長い辺に沿って)7cm 母岩含め全体9.2cm×9.1cm×2.4cm
商品説明:母岩付き!新生代の上半期、海洋の頂点捕食者として君臨していた、プレデター、オトドゥス(Otodus)の歯化石
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