化石販売の化石セブン スマホ専用サイト

オールナチュラルでありながら、厚み、セレーション、大きさの三拍子が揃った、まれに見る希少性を持つメガロドンの巨大歯化石(Carcharocles megalodon)/新生代第三紀(6600万--260万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは久しぶりに登場した、上質なメガロドンの歯化石です。最近ではメガロドンの市場価値が急上昇しており、高品質な標本を手に入れるのが以前よりも難しくなっています。多くのメガロドンの歯化石は米国で採集されますが、最近の為替の変動やインフレの影響で、コレクターの間で人気の高いこの化石も影響を受けています。今回、非常に上質で大きさもあり、ナチュラルな標本の仕入れが叶いました。


メガロドンは史上最大の肉食ザメであり、成長すると体長は推定15メートルを超えたとされています。これは、メガロドンが軟骨魚類であり、歯以外の部位が化石として保存されにくいため、推定値となっています。軟骨はミネラルが少なく、腐敗や分解されやすい性質があり、地質学的な時間スケールでは肉と同じように容易に分解されてしまうのです。そのため、近縁種や現代のホオジロザメとの比較に基づいて、メガロドンの体長を推定する方法が採られています。具体的には、両者の歯の大きさを比較することでメガロドンの体長を推定します。簡単に言えば、次のようなモデルです。メガロドンの体長 = ホオジロザメの体長 ×(メガロドンの歯化石の大きさ / ホオジロザメの歯化石の大きさ)※歯化石の大きさは、歯冠の高さが用いられることが多いようです。このモデルは単純な線形モデルですが、メガロドンは時には20メートル近くに成長した可能性もあるとされています。体長だけでなく、頭部の大きさや背びれ、尾の大きさ、そして体重なども推定されています。ただし、これらはすべて推定値であり、正確な数値であるかどうかは確定されていません。


どの角度から見ても、非常に均整が取れており、美しい歯化石です。また正面から見ると、左右対称で、典型的なメガロドンの歯化石の特徴が備わっています。一切のリストア(レジン等による補修)が行われていないことが確認されている標本としては、まれに見る、いや最高の保存状態と評して良いでしょう。


反対面もご覧いただきましょう。鈍い光沢を示す美しい歯冠はジェムのようです。両の刃には、鋭いセレーションが保存されています。このような歯が上下の顎に隙間なく並んでいたと考えられています。全時代の頂点捕食者の中でも、とりわけ強大であり、まさにスーパープレデターというべき存在でしょう。


この被写体であればどの角度から撮影しても、自然と芸術的な一枚へと仕上がります。


約2300万年前に現れたメガロドンは、約300万年前頃には絶滅したと考えられています。絶滅の理由については正確には分かっていませんが、よく言われる原因としては、海洋環境の変化や餌獲得競争の激化などが挙げられます。鮮新世の終わり頃、地球は以前と比べて冷え込み、海洋環境が大きく変化したと考えられています。メガロドンの主要な餌であった古代のクジラなどがより極地に移動し、餌が減少したという説があります。また、この頃になると、新たな捕食者、例えばホホジロザメなどが登場し、餌の獲得競争が激化したという説もあります。最終的に競争に敗れたメガロドンは絶滅に至ったというものです。


側面から撮影。メガロドンの歯化石はご覧のように非常に厚みがあります。


化石となった今でも王者の威厳を感じさせる迫力があります。


メガロドンの歯化石の最大の特徴は、その分厚い歯根と言っても良いでしょう。歯根とは歯茎の内部に埋まっていた部分で、噛む力を支える重要な役割を果たしています。メガロドンの咬合力がいかに強力であったかを雄弁に物語っているようです。


ロングカーブ計測129ミリ。


100円玉との比較。サイズあり、美形、かつナチュラルというここ最近では、飛び抜けた標本です。

問い合わせる

価格

商品ID:sh305

時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)

産地:North Carolina,U.S.A.

サイズ:長いほうの辺に沿って12.9cm 厚2.2cm

商品説明:オールナチュラルでありながら、厚み、セレーション、大きさの三拍子が揃った、まれに見る希少性を持つメガロドンの巨大歯化石(Carcharocles megalodon)

この商品は売却済みです。

メガロドンのウンチクを見る

このウィンドウを閉じる

化石セブンのスマホ専用サイトです。
より詳細な情報はデスクトップ版で。

デスクトップ版はこちら