こちらは、古生代デボン紀の海中を遊泳していたゴニアタイトの完全体標本です。完全体とは、半分にカットされていない標本のことで、元の形状が残されているものを指します。ゴニアタイトの完全体標本は意外に少なく希少です。
ゴニアタイトといえば、このジグザグのシンプルな縫合線が特徴です。彼らが繁栄した古生代デボン紀は、まだ天敵が少なく、殻の構造も相応に単純だったと考えられます。その後の時代に登場するアンモナイトの縫合線は、より複雑化しています。
ジグザグの縫合線が明瞭に現れていますね。
ゴニアタイトは、平均してそれほど大きな生物ではなかったようで、概ね直径10センチ以内に収まります。
こちらが裏面です。ハーフカットされていないゴニアタイトの姿は、新鮮に感じますね。
しっかりとした厚みが確認できます。完全体標本ならではですね。
直径最大部は約74ミリほどあります。アンモナイトの祖先として知られるゴニアタイトの完全体標本です。
価格:
商品ID:an2481
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体直径7.4cm 厚2.2cm
商品説明:裏・表ともに残っており、厚みもあり!アンモナイトの祖先として知られるゴニアタイト(Goniatite)の完全体標本
この商品は売却済みです。
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