こちらは古生代デボン紀に生息していた頭足類の仲間、ゴニアタイトの上質化石です。各部屋が美しい模様となって現れています。
ゴニアタイトは中生代に繁栄するアンモナイトの祖先と言われています。頭足類の進化についてはコラム「かたちから学ぶアンモナイトの仲間たち」を御覧ください。
こちらの標本は、小部屋や縫合線に沿ってきれいにラインが浮かび上がった、美しい標本です。ゴニアタイトは初期の頭足類で、原始的な構造を持っていたと言われています。表面の骨格が露出した縫合線はジグザグで、アンモナイトのそれと比べると非常にシンプルです。その幾何学模様のような美しさから、コレクターに人気があります。
サイズも大きく、状態も良好で、模様も特徴的でカラフルです。非常に上質なゴニアタイトの化石です。
中央の渦まで完全に保存されています。頭足類の内部は小部屋に分かれており、それぞれに海水やガスを充填できたと考えられています。その量を変化させることで浮力を調節できたという説があります。
裏面は平らにカットされています。平置き時に安定します。
側面から撮影。十分な厚みがあり、強度にも問題はありません。
直径最大部108ミリほどある大判化石です。
100円玉との比較。美しい模様、サイズ、カラフルな色合いなど見どころ多数の、ゴニアタイトの化石です。
価格:¥4,800
商品ID:an2455
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:直径10.8cm 厚2cm
商品説明:アンモナイトの祖先、美しい模様、サイズ、カラフルな色合いなど見どころ多数の、ゴニアタイト(Goniatite)の化石
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