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こちらは直径最大部１２センチに達する、大判のゴニアタイトです。ゴニアタイトは恐竜が現れる一つの前の時代区分である古生代に繁栄した頭足類の仲間です。頭足類とは文字通り、頭部から多数の足（腕）が生えているグループのことで、現世のイカやタコをイメージすると分りやすいと思います。

ゴニアタイトは恐竜時代に繁栄したアンモナイトの祖先とも言われており、単純で密度の高い殻を持っていました。表面を磨くと、ご覧のように単純な模様が現れることで知られています。頭足類の仲間についてコラム「かたちから学ぶアンモナイトの仲間たち」を御覧ください。

アンモナイトの殻と同様に、内部は小さな小部屋に分かれており、それぞれ基本的に独立していました。ガスや海水を出し入れすることで、浮力を調節することができたとも言われています。

殻の内部は本来空洞ですが、何億年もの時間が経過するうちに、珪酸塩鉱物が入り込み固化しています。ご覧のようにピンクに近い鮮やかな色を呈する箇所もあり、カラフルで美しいです。

ゴニアタイトは基本的に小型の頭足類です。そんな中、こちらの個体は直径最大部１２センチに達する大型の個体です。手のひらいっぱいに広がります。

中央で半分にカットされています。カット面はフラットになっていますので、こちらを下にして平置きすると安定します。

側面から撮影。かなりの厚みあり。重量感もあります。

直径最大部１２センチの大判ゴニアタイトです。

１００円玉との比較。古生代デボン紀の海中の主役の一人、ゴニアタイトの美麗＆大型標本です。

価格：

商品ＩＤ：an2444

時代：古生代デボン紀（4億1000万 -- 3億6700万年前）

産地：Morocco

サイズ：直径12.6cm 厚1.9cm

商品説明：１２センチ級、大判！古生代デボン紀の海中の主役の一人、ゴニアタイト（Goniatite）の美麗＆大型標本

この商品は売却済みです。

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