こちらは北海道の白亜紀の地層から採集されたアンモナイト、ユーボストリコセラスの部分化石です。ユーボストリコセラスはいわゆる異常巻きアンモナイトの一つで、コイルのような凹凸の深い肋(ろく)が特徴です。
ぐるっと一周180度ターンが確認できる部分を撮影しました。
∪字カーブの部分のほかには、部分化石が多数見られます。ユーボストリコセラスの仲間は世界中で発見されます。日本で発見されるグループは、あのニッポニテスに関連がある可能性が示唆されているそうです。ユーボストリコセラスはニッポニテスが派生する元となったアンモナイトであった可能性があります。
ユーボストリコセラスは一般にチューロニアンからカンパニアン(およそ9000万年前から7000万年前)の地層で発見されます。アンモナイトの最終進化系に近い姿の一つと言えるでしょう。
こちらは反対面。母岩に張り付くように、多数の部分化石が見られます。
異常巻きアンモナイトは、一般的な正常巻のアンモナイトに対して、巻きが崩れた状態で、ヘビのように管がうねっています。
厚みは3センチほど。
母岩含め7センチほどです。
100円玉との比較。北海道の異常巻きアンモナイト、ユーボストリコセラスの部分標本です。
価格:¥7,900
商品ID:an2388
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:北海道 日本
サイズ:本体幅3.2cm 7.6cm×5cm×厚3cm
商品説明:北海道天塩中川産、北海道の異常巻きアンモナイト、ユーボストリコセラス(Eubostrychoceras)の部分標本。あのニッポニテスとの関係が示唆
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