こちらはフランス・アベイロン産のアンモナイトのスライス標本です。
アベイロンはフランス中南部に位置する高地で、石灰岩が多い地域です。石灰岩は化石が保存されやすい岩質です。アベイロンには上質の黄鉄鉱化したアンモナイトが発見、採集されるジュラ紀の地層が眠っています。
ご覧のようにアンモナイトの殻の内部は複数の小部屋から成っています。それぞれの部屋は基本的に独立しており、連室細管と呼ばれる細い管によってのみつながっています。連室細管はガスや海水を出し入れでき、海中における浮力を調節できたという説があります。
表側をご覧いただきましょう。
この地域からはヒルドセラスが頻繁に採集されますが、肋(ろく)の特徴から判断すると、こちらは別の種類のアンモナイトのようです。
直径最大部3センチ弱。
価格:¥2,400
商品ID:an2304
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:Aveyron, France
サイズ:直径2.9cm 厚0.5cm
商品説明:フランス中南部アベイロン産、黄鉄鉱化したアンモナイト(Annmonte)のスライス標本
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