こちらは直線計測で25センチを超える、ブラジル産の魚化石です。こちらの化石は非常に典型的なノジュールとなっています。ノジュールとは、遺骸から発生するアンモニアが炭酸カルシウムと反応して遺骸の周りを覆って固化し、丸い玉のような状態になったものです。外皮に守られることで、保存状態が良好に保たれるケースが多いです。
写真左側に大きなエラが保存され、背骨がほぼまっすぐ通っていることが分かります。
冒頭でも申し上げたとおり、こちらの化石は典型的なノジュールになっています。アンモニアと炭酸カルシウムが反応してできた外皮によって、被われていることが実によく分かります。
大部分が細かな鱗に被われています。
こちらが外皮。ノジュールの別名はマッドボール。泥玉と言われています。
写真右端はエラと頭部。
もとは丸いノジュール。中央で割れています。化石の本体部が残っているポジティブサイドとネガが保存されたネガティブサイドの2つがセットになっている標本です。
100円玉との比較。いかにも典型的なノジュールとして保存された1億年前の魚の化石です。
価格:¥14,800
商品ID:ot2250
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Ceara, Brazil
サイズ:本体直線距離25.3cm 25cm 母岩含め全体25.5cm×8.2cm×厚6.3cm 1785g
商品説明:いかにも典型的なノジュールとして保存された1億年前の魚の化石。ネガポジ揃っています
このウィンドウを閉じる