さあ、皆さんお待ちかね、ティラノサウルス・レックスの歯の化石が登場です!この標本は、アメリカ・モンタナ州パウダーリバー郡の白亜紀の地層、もちろん有名なヘルクリーク累層から発見されたものです。100%ナチュラルであることが確認されている、非常に貴重な標本です。 ティラノサウルス・レックスの歯の化石は、今や手に入れるのが非常に難しい「高嶺の花」となっています。もともと非常に人気の高い化石でしたが、化石ハンターの高齢化や採集地の減少により、その価値はさらに上がっています。特に、紹介できる標本の数が大幅に減少していることが大きな要因です。また、最近のインフレも影響していますが、やはり標本数の減少が価格上昇の主な理由と考えられます。
この化石の特徴は、歯冠を包む漆黒のエナメル質です。特に注目すべきは、100%ナチュラルである点です。一切の修復が施されていないにもかかわらず、全体の形状がしっかりと残っており、さらに歯の縁部にはセレーション(ギザギザの部分)もしっかり保存されています。
ご覧のように非常に均整の取れた美しいフォルムをしています。
反対側をご覧いただきます。
インナーサイドにはセレーション(ギザギザの部分)がはっきりと保存されています。
写真下部の辺(ロングカーブ)を計測して51ミリもある立派な歯化石です。5センチを超えてくると、見た目に迫力が増してきます。亜成体の歯化石と考えられます。
モンタナ州パウダーリバー郡は、上質なティラノサウルス・レックスの歯化石が頻繁に発見されることで有名です。レックスの歯化石が見つかる地域は、アメリカ北部から北西部にかけて集中しており、モンタナ州、ノースダコタ州、サウスダコタ州、ワイオミング州などが挙げられます。その中でもモンタナ州は、これらの地域の中で最も北西に位置しています。最も有名なティラノサウルス・レックスの全身骨格の一つである「スー(Sue)」は、サウスダコタ州シャイアン川流域で発見されました。一方、最初のレックス標本とされるAMNH 973(後にCM 9380と命名)はモンタナ州で発見されています。さらに、その後の重要な標本であるAMNH 5027も同州で見つかりました。このように、モンタナ州はティラノサウルス・レックスの発見地として特別な地位を持つ「メッカ」と言える存在です。
歯冠を包む最外殻であるエナメル質の大部分がしっかりと保存されており、控えめな光沢がその渋さを際立たせています。エナメル質の色は堆積場所の影響を受けてさまざまに変化しますが、特に黒から濃いブラウンのティラノサウルスの化石は人気があります。
根本から撮影。ご覧のようにしっかりとした厚みがある歯化石です。幼体の標本とはこの点で異なります。
下辺(ロングカーブ)を計測して51ミリほどあります。5センチを超える立派な標本です。
100円玉との比較。その非常に高い人気に反し、発見数が年々減少傾向にある、ティラノサウルス・レックスの歯化石です。久々に、十分なサイズがあり、エナメル質が保存され、セレーションまでもが残された、価値ある標本をご紹介できます。ぜひ、この機会にご検討ください。
価格:
商品ID:di1667
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:米国ヘルクリーク累層
サイズ:ロングカーブ計測5.1cm
商品説明:久々に登場、ロンカー5センチ超え!厚みもあり!漆黒のエナメル質が美しい!モンタナ州パウダーリバー郡で発見されたティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の歯化石。レックスの代表的な産地の一つ、Powder River County, Montana, U.S.A.で発見されました。
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