こちらはおよそ1億年前の北アフリカの食物連鎖の頂点に君臨していた恐竜、スピノサウルスの、驚くほど長い歯化石です。通常、歯が10センチになると「非常に長い」とされますが、この歯はなんと15センチにも達し、飛び抜けて長い歯化石の一つです。
わずかなカーブを描く美しい歯化石です。スピノサウルスはその一生の半分以上を水中で過ごしていたと考えられています。この長い歯で主に魚を突き刺して捕食していたと言われています。また水辺に現れた他の恐竜も捕食対象としたと考えられています。
突き刺すことに特化した鋭い歯化石です。
こちらは歯茎の内側に収まっていた歯根と言われる部位です。
そして、この濃い茶色の部分は歯茎の外側に露出した歯冠といわれる部位です。表面は硬いエナメル質で覆われています。
スピノサウルスは成長すると、体長10メートル以上に達した史上最大級の獣脚類恐竜の一つです。歯のサイズは、純粋な長さだけで比較するなら、あのティラノサウルス・レックスのそれよりも長い傾向があります。
根本から撮影。細いように見えて周長79ミリもあります。
長い方の辺にそって156ミリもある、極めて長い歯化石です。
100円玉との比較。スタンドに設定すると、さらに立体的に見えます。
価格:¥62,000
商品ID:di1614
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:ロングカーブ計測15.6cm 周長7.9cm
商品説明:驚くべき長さ!超ローング!カーブ計測15センチオーバーのスピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石
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