こちらは古生代オルドビス紀に生息していた原始的な三葉虫、ディアカリメネ・ウーズレグイです。
こちらは頭部です。ウーズレグイは、主にモロッコのカタウア層から化石が発見されています。カタウア層はモロッコ南西部アガディール市周辺に広がっており、三葉虫をはじめとする多様な古生物の化石が発見されています。
ウーズレグイはご覧のように立体的な構造をしていますが、体節にはあまり柔軟性がなく、そのため体がまっすぐに伸びた個体が多く見つかります。これは原始的な三葉虫の特徴でもあります。
ウーズレグイはカリメネのグループの中ではかなり大型で、比較的お求めやすい価格のため、手にとって眺めたり、細部を触る楽しみもあります。
裏面です。三葉虫は外殻だけが化石として残ります。内側には軟体部があったと考えられますが、化石としては残らないため、どのような姿だったのかは想像するしかありません。現代のシャコのように、多くの脚を持つ節足動物のような姿だったのでしょうか。
側面から撮影しました。ウーズレグイは立体的で、体高があるのが特徴です。
カーブ計測で約88ミリあります。ウーズレグイは比較的大きな個体が多いですが、本標本はその中でもかなり大きな部類に入ります。厚みや幅もあるため、さらに大型に感じられますね。
100円玉との比較。モロッコ南西部のオルドビス紀の地層から発見された原始的な三葉虫、ディアカリメネ・ウーズレグイの大型個体です。
価格:¥3,300
商品ID:tr1319
時代:古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体カーブ計測8.8cm
商品説明:カーブ計測88ミリ!モロッコ南西部のオルドビス紀の地層から発見された原始的な三葉虫、ディアカリメネ・ウーズレグイ(Diacalymene ouzregui)の大型個体
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