こちらはモロッコ・アトラス山脈南西部のデボン紀の地層で発見された三葉虫、ゲラストスです。体躯に対して大きな頭鞍部を持つ、見るからに愛らしいフォルムをした三葉虫です。
頭鞍部の横には、つぶらな眼が見えますね。ほほ棘は短く、体節は比較的柔軟で、体を曲げた個体もよく見られます。この個体は、体をまっすぐに伸ばしたポーズを取っています。
上から撮影すると、より頭鞍部の大きさが際立ちます。
ゲラストスはご覧のように体高があり、立体的な体躯をしています。
裏面はフラットにカットされていますので、平置き時に安定します。
一見ダンゴムシのようですが、三葉虫は海洋性の生物で、海底に生息していたと考えられています。
本体底部はほぼ母岩と一体化していますので、安定感は抜群です。
本体カーブ計測35ミリほどあります。ゲラストスとしては平均的なサイズです。
100円玉との比較。モロッコ・アトラス山脈南西部のデボン紀の地層から採集された三葉虫、ゲラストスです。
価格:
商品ID:tr1311
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Anti Atlas Mountains, Morocco
サイズ:本体最長部カーブ計測3.5cm 母岩含め全体5.2cm×2.9cm×厚1.8cm
商品説明:愛らしい姿で人気を博す、小型で丸い三葉虫、ゲラストス(Gerastos granulosus)の化石
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