こちらは中国雲南省のカンブリア紀の地層から採集された、非常に珍しい三葉虫、マルンギア・ラエヴィガータです。澄江動物群に近い地域で発見された標本で、グレーの母岩が特徴です。
最も初期の三葉虫の一つと言って良い存在です。平板状のフォルム、大きな頭鞍部に左右の長い頬棘など、いかにもクラシカルな味わいが残る古型の三葉虫です。
マルンギア・ラエヴィガータは個体数が少なく、入手は容易ではありません。この個体は数少ない標本の一つですが、全形がよく保存されており、各部位の保存状態も上々です。
この地域は澄江動物群に近いですが、母岩の色が異なります。色味の抜けたグレーが特徴で、澄江動物群と、より新しい関山生物群の中間的な地層と考えられています。
ご覧のように、全形がよく保存されています。本体の右下には、同じ種と思われる部分化石も見られますね。
左右均等です。体節からは、フリルのような部位も確認できますね。
裏面です。
最厚部1センチ程度です。
本体2センチほど、母岩含め最長部7センチほどあります。
100円玉との比較。澄江動物群から関山動物群への遷移層にある地層から採集された、珍しい三葉虫、マルンギア・ラエヴィガータです。
価格:
商品ID:tr1303
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:中国雲南省
サイズ:本体直線計測2cm 母岩含め全体7cm×6cm×厚1cm
商品説明:極めて初期のレア三葉虫の一つ、頭部から尾板まで良く保存された完品!マルンギア・ラエヴィガータ(Malungia laevigata)
この商品は売却済みです。
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