こちらは、モロッコ東南部のアルニフ地方のデボン紀中期の地層から採集されたコルトラネイアの化石です。コルトラネイアといえばその大きな眼。上から見ても、隆起していますね。アルニフは古生代、中生代の地層が横たわっています。古生代の地層からは三葉虫が、中生代の地層からは恐竜や海棲爬虫類の化石が発見されます。ここ最近、コルトラネイアの個体数が減っており、久々の仕入れです。
また、十数個に及ぶ非常に細かな体節も特徴の一つです。
尾板も美しくクリーニングされています。尾板の縁部からはフリルが伸びています。
コルトラネイア特有の大きな眼。相当広い視野を持っていたと考えられます。これにより、天敵の存在をいち早く認識するのに役立ったことでしょう。
盛り上がった母岩にバランスよく陣取っています。
ファコプス目の三葉虫の特徴といえば複眼です。列あたり13個前後のレンズが見られますね。
特徴的な尾板を後方より撮影しました。
側面から撮影。
底部を撮影しました。平置き時に良い角度で止まり、安定展示できます。
側面からみても美しいです。
本体カーブ計測で63ミリほどあります。立派です。
100円玉との比較。大きな眼と美しい体節が特徴の三葉虫、コルトラネイアです。
価格:
商品ID:tr1284
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Alnif, Morocco
サイズ:本体最長部カーブ計測6.3cm 母岩含め全体8.4cm×7.6cm×厚5.2cm
商品説明:久々の登場!大きな眼と美しい体節が特徴の三葉虫、コルトラネイア (Coltraneia)の化石
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