こちらは防御体勢をとったファコプスです。ボールと化した可愛らしい姿を御覧ください。黒い部分は外殻で、茶色部分は内側の母岩です。三葉虫は外殻が化石として保存されます。
初期の三葉虫は体節が柔軟ではなく、体を丸めることができませんでした。しかし、デボン紀の三葉虫は、このような弱点を補うために、身を守るための進化を遂げました。特に、強力な咬合力を持つ板皮類などの魚類が出現したことが大きな要因だと考えられています。
尾部と頭部が一致するほど、完全に体を丸めることができたようです。現世のダンゴムシのようです。
側面から見ると、まるで往年の名作ゲーム、パックマンのようではありませんか!
反対側からもご覧いただきましょう。ファコプス目の三葉虫は複眼を持っていますが、その最小単位であるレンズまでよく保存されています。
左右15ミリほど、背周り計測で53ミリほどあります。
100円玉との比較。完全なエンロール姿勢(防御姿勢)をとったファコプスです。
価格:
商品ID:tr1265
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:三葉虫本体カーブ計測5.3cm
商品説明:パーフェクトなエンロール(防御)姿勢!人気のパックマン!モロッコ産の三葉虫、ファコプス(Phacops)
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる