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ビューティフル!複眼の保存状態良好!古生代デボン紀の三葉虫、ホラルドプス(Hollardops sp.)の上質個体/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらはモロッコ産の三葉虫、ホラルドプスの厳選良質個体です。ホラルドプスは約4億年前のデボン紀に棲息していました。ご覧のように特徴的な頬トゲやフリルなどが素晴らしい状態で保存された稀に見る上質標本です。


三葉虫は古生代末期に絶滅しましたが、古生代デボン紀は最も栄えていた時期です。デボン紀初期は比較的温暖で湿潤な気候で、陸上は広大な森林に覆われていたと考えられています。初期の昆虫が登場した時代です。一方で、海洋生態系は非常に豊かで、三葉虫や魚類が多様化し、サンゴ礁が形成されていたと考えられています。デボン紀が「魚の時代」と言われるのはそのためです。


三葉虫はカンブリア紀に比べると全体的に小型化し、同時に立体化していきました。ホラルドプスもその典型の一つで、非常に大きな眼と複雑な体節が備わっています。


ファコプス目に分類されるホラルドプスの眼は、現在の昆虫の複眼と同じ構造でした。複眼は昆虫や節足動物、一部の甲殻類などに見られる視覚器官で、複数の小さな単眼から成り立っています。それぞれの単眼は光を感知する役割を持ちます。複眼は複数の単眼からの情報を統合し、幅広い視野を提供し、素早く動く対象に敏感に反応する能力があります。単眼の解像度はそれほど高くないため、粗い視覚像しか得られませんが、動きや光の変化には非常に敏感です。このような大きな複眼を持つホラルドプスも、広範囲にわたる視野を活かして、自身を狙う天敵の動きを迅速に察知できたのでしょう。


ホラルドプスの特徴の一つである体節や尾部から伸びたフリルを撮影。


本体を中心に丁寧にクリーニングが施されています。


特徴的な複眼を撮影。一つ一つのレンズが丁寧にクリーニングされています。


デボン紀には、板皮類などの魚類が現れ、強力な咬合力を持っていました。この複眼を活かして、彼らの攻撃を早く察知することができたでしょう。


反対側の複眼も残されています。


裏面です。ラフですが、平らにカットされていますので、安定的に平置きすることができます。


本体カーブ計測で65ミリほどあります。


100円玉との比較。古生代デボン紀の三葉虫、ホラルドプスの上質個体です。

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価格

商品ID:tr1264

時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)

産地:Timrhanrhart Formation Foum Zguid, Morocco

サイズ:本体カーブ計測6.5cm 母岩含め全体8.2cm×5.9cm×厚3.6cm

商品説明:ビューティフル!複眼の保存状態良好!古生代デボン紀の三葉虫、ホラルドプス(Hollardops sp.)の上質個体

この商品は売却済みです。

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