いかにも典型的なメノウの標本です。硬い表皮のような組織に、石英などの珪酸塩鉱物が大量に内包されています。また真ん中あたりに穴が空いています。この穴には、メノウの生成に深い関係があります。
本標本は、なんと左右37.5cmというビッグサイズ。
そもそもメノウとはなんでしょうか?メノウとは、マグマなどの超高温の岩石が冷却されるプロセスされる鉱物です。一度に固まってしまうのでなく、石英などを含む水溶液が何度も流入するため、外から徐々に埋まっていきます。中央に穴が開いているのはそのためです。実に自然な産状を表しています。
メノウの美しさは何と言っても、半透明であること。白い部分は石英などの珪酸塩鉱物が主体ですから半透明で、光を通します。展示の仕方一つで、見え方が大きく変わるタイプのコレクションです。
石英の結晶成長は一定ではありません。これは、外側から時間経過を経て徐々に埋まっていくためです。
中空部分。
外側はマグマが冷え固まったような表皮構造をしています。
右下の100円玉と比較して下さい。地球のダイナミックな活動を切り取ったかのような、素晴らしい産状です。後ろから光を当てて展示すれば、幻想的な味わいを演出できます。
価格:¥7,900
商品ID:ot1116
時代:Unknown
産地:Brazil
サイズ:37.5cm×24cm×厚3.5cm 5415g
商品説明:デカい!!典型的産状、コレクション用にカットされたメノウ(Agate)
この商品は価格のご相談ができます。
ご希望価格をご連絡下さい。
電話:050-3550-1734
メール:info@kaseki7.com
このウィンドウを閉じる