ルカスクスと聞いてにわかに想像図を思い浮かべることができる人は、古生物学者でもない限り、中々いないのではないでしょうか。この標本は、恐竜が誕生する直前の三畳紀後期の単弓類のルカスクスの脊椎骨(背骨)の化石です。
このような化石がマーケットに出回ることはほとんどありません。それもそのはず三畳紀後期の単弓類の化石ともなれば、化石自体の数がぐっと減ります。
他の脊椎骨との接点となる箇所の部位を確認できます。保存状態良し!
このルカスクスという生物は知らなくても、ポストスクスと聞けばピンと来る方も多いのでは?ルカスクスはポストクスの近縁種です。北米の棲息していた大型の爬虫類で、同地域の最強のハンターだったと推察されています。
ポストスクスは、頭骨の構造がティラノサウルスに大変よく似ており、ティラノサウルスの祖先であると考える学者も居たほど。ルカスクスも同様にティラノサウルスの頭部骨格によくにています。ルカスクス、ポストスクスは単弓類であり、双弓類のティラノサウルスとは根本的に異なりますが、ルカスクスやポストスクスと恐竜の獣脚類は、いわゆる収斂進化の例の一つと言えるかもしれませんね。
乳白色に近い色合い。ニューメキシコ州クワイ群ブルキャニオン層からの産出。
100円玉との比較。はっきりいってマニアック。恐竜が誕生する直前の単弓類ルカスクスの脊椎骨です。古型の爬虫類の化石をコレクションするチャンス!
価格:
商品ID:ot1067
時代:中生代三畳紀(2億5100万 -- 1億9500万年前)
産地:New Mexico, U.S.A.
サイズ:6.8cm×5.9cm×5cm
商品説明:超マニアック!三畳紀の単弓類ルカスクス(Lucasuchus)の脊椎骨三畳紀後期Bull Canyon FM,Quay,CO,New Mexico,U.S.A.
この商品は売却済みです。
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