2008-08-18 サハラ砂漠から石器時代最大級の埋葬地、米研究チーム

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 カテゴリ:化石ニュース 作者:

【8月15日 AFP】米国人研究者が率いる考古学者チームは14日、ニジェールのサハラ砂漠(Sahara Desert)で恐竜の化石を探索中、石器時代の発見で過去最大級と思われる
ヒトや動物の遺骸(いがい)の埋葬地を偶然発見したと発表した。

発見したのはシカゴ大学(University of Chicago)の古生物学者ポール・セレノ(Paul
Sereno)氏率いる研究チームで、米「ナショナルジオグラフィック(National
Geographic)」誌9月号で発表された。

「Gobero」と名付けられたこの遺跡は、遊牧民トゥアレグの言葉で「砂漠の中の砂漠」を意味する「テネレ( Tenere)」と呼ばれるサハラ砂漠の一帯にある。この埋葬地からは、
完全にそろったままの希少な人骨のほか、約1万年前の魚やワニの骨も見つかった。約8000年前から1万年前までは周辺は湿地帯だったと考えられている。

詳しくはhttp://www.afpbb.com:80/article/environment-science-it/science-technology/2507199/3221979
AFP