南アで新種の小型草食恐竜の化石発見!
恐竜の新発見のニュースです。
重さはネコ程度、立ち上がったときの高さは30cmという
小型の草食恐竜が先日、発表されました。
今回の発見は、科学誌「Zookeys」の電子版に掲載されています。
この恐竜の化石を発見したのは、米シカゴ大学の
ポール・セレノ氏という古生物学者だそうです。
この恐竜の名前は「Pegomastax africanus」と名付けれました。
生息していた時代はおよそ1億から2億年前です。
恐竜の外見が、相当不思議で、
「鳥とバンパイア、ヤマアラシ」をミックスした感じだそうです。
これを復元した全体像が早く知りたいですね~。
さて、この発見話が面白いのは、
発見された恐竜の形だけではありません。
発見したポール・セレノ氏なんですね。
彼の気長さはなかなかのもの。
というのも、彼が今回の化石を発見したのは、
なんと1983年だというではありませんか。
学生時代に発見したものの、論文が完成したのが今年だというのですから、
およそ30年間ものあいだ、この恐竜の存在をあたためていたわけです。
なかなかの人物です。
彼いわく、「他の誰かが発見して論文を書いてしまって、
それを自分が読む、という危険が常にありました。」
「当時より自分は賢くなっているので」、
今のタイミングで結果良かったと冗談交じりに語ったとか。
う~ん、面白い!