最初に学名がついた恐竜は?

投稿日:
 カテゴリ:化石ニュース 作者:

本日は、最初に学名がついた恐竜の話。

 

恐竜で最初に学名がついたのは、イギリスで発見されたメガロサウルスです。

いつ付けられたのかというと、1824年です。

 

メガロサウルス。恐竜の研究は、19世紀イギリスでスタートしました。

 

 

でも実はこのメガロサウルス、学名がつくまではいろいろな変遷をたどっています。

学名がつく147年前の1677年には、実はこの恐竜の骨は見つかっています。

 

発見された当時、人々はこの骨を巨人の骨だろう、とか、

象の骨だろう、と予測していました。

 

その後、141年経って、フランスの解剖学者キュビエと

キリスト教牧師で大学教授でもあるバックランドの2人によって、

この骨はとてつもなく大きなはちゅう類のものであることを発表しました。

 

 

それから6年後、1824年にバックランドはこの骨に

メガロサウルスという名前を付けることができたのです。

 

 

何でもはじめの作業は大変といいますが、

恐竜の名前がつくまでには、実に世紀を超えて人々が関わっているのですね!