オリオン座のペテルギウス超新生爆発の可能性
皆様、こんにちは。
本日は、世界を賑わせているニュース「オリオン座のペテルギウス超新生爆発の可能性」
についてお話を。
2012年、ということは来年ですが、ベテルギウスが超新星爆発を起こすかもしれないという予測があり
世界中が大騒動になっているようです。
争点は、ペテルギルスが爆発を起こしたときに降り注ぐガンマ線が地球に到達したとき、
生命体にどのような影響があるのか?
これが今注目されて、有識者たちの中でも意見が割れています。
超新星爆発が2012年に起こる。
このニュースはセンセーショナルでした。
2012年とマヤ歴を重ねて、終末理論で溢れかえっている上に、「ベテルギウス」という言葉が
悪魔と関係していることが重ねられて、話が広がっています。
そんな中、気になる情報がいくつかあります。
過去5度ほどある大絶滅のうち、2番目に大きかったオルドビス紀末の大量絶滅は
ガンマ線が引き起こしたともされています。
ある意味、今回の騒動が本当なら、大きな問題になる可能性も秘めているということになります。
ガンマ線はエネルギーの高い放射線のことです。
太陽系の近くで質量の大きな星が爆発し、高エネルギーの放射線であるガンマ線が
地球に降り注ぐ天体現象をガンマバーストといいます。
今回問題になっているベテルギウスは、地球から見える全天で9番目に明るい恒星です、
地球から比較的近い 640光年のところにあります。
ペテルギウスが爆発を起こし、発せられるガンマ線が、地球のオゾン層を破壊。
その影響で地球を寒冷化させると考えられているのです。
この話題信ぴょう性はいかほどなのでしょうか?
有識者の間で「いつか近い将来爆発する可能性」という点では、ある程度一致しているそうです。
が、最高峰の天体望遠鏡を使っても、その時期を特定することは今のところ難しく
実際にいつ爆発するかはわからないようです。
本当に2012年に爆発するかはわからないようです。
この爆発により、地球や人体に影響はないという学者もいれば、地球存在に大きく影響があるという
学者もいます。また、この影響によってブラックホールを形成することになるだろうと述べる学者もあり、
意見はさまざまです。今後も議論の的となりそうです。
このような話題がのぼるたびに、我々地球人は惑星活動の流れには逆らえず、
大きな枠組みで宇宙は動いているのだなあという思いに駆られます。
オルドビス紀のような大量絶滅が起こるのだとしたら・・・と考えるだけで
恐ろしいですが、我々人類は今どうすることもできません。
いずれにせよ、この爆発が実現のものとなれば、今世紀最大のニュースになることは
間違いないでしょう。