映画「紀元前1万年」でも大活躍! 「セイバータイガー」としてゾイドシリーズでも 人気のサーベルタイガー!
長年、人類の祖先をもえじきとしていたサーベルタイガーの最後の種スミロドンは100万年前ー2万年前まで自慢の牙で思うがままに振りかざして跋扈していた。
その大きすぎる牙の威力を最大限に発揮するあごの筋肉と発達した前足で、人類と長年死闘を繰り広げてきたとされる。どちらか一方がエサではなく、お互いがエサであったためその戦いは壮絶だったであろう。
争いが起こった当初は石器を振り回すだけの人類など、サーベルタイガーのハンターとしての実力の前には無力であっただろう。しかし、やがて知恵をつけた人類はマンモスの奪い合いも優勢となり、やがてスミロドンとの争いにも勝利し絶滅に追い込む。
スカベンジャー(腐肉食者)説もあったが全身骨格に傷を負った化石も見つかっており、獰猛なプレデター(捕食者)だったとされています。
2000万年かけて鋭いサーベル(剣)のような歯を進化させたネコ科の猛獣。マカイロドゥス、ホモテリウム、メガンテレオンなどの進化を経て、モンスターとしての最終形態スミロドンが登場する。しかし人類との生存争いに敗れ絶滅。
画像「サーベルタイガー」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スミロ=ナイフの意味で、ドン=歯の意味。
体長2メートルでライオン並だが、牙が25センチもあり、口が120度も開くので非常に深く突き刺すことができた。使い方は、
①一突きして失血で瀕死の状態にしてゆっくり食する
②一突きして奥まで差込み、そのままあごを閉じて牙で肉を引き裂いて食べる
など諸説あるが、しとめられる方はどちらであっても死を覚悟するしかない。
セイウチ
サーベルタイガーとは対象的な正確で、やさしくちょっぴり臆病者。キバもほとんど使うことなく、ヒゲを使って海底を散策、貝やエビをあさっています。