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状態よいオルソセラスが2体仲良く並んだ、しずく型標本(Orthoceras)/【ot999】
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本体6センチ、5.7センチの2体のオルソセラスが仲良く並ぶ、しずく型標本が登場しました。
和名で直角石ともよばれる、オルソセラスの殻が大変鮮明に保存されたプレート化石です。円錐形に伸び上がるオルソセラスの内部、隔壁ラインにご注目下さい。2ミリから3ミリの幅で仕切られた隔壁が、素晴らしい状態で残っています。
先端までクッキリはっきりと保存されています。
母岩を含め10センチオーバーの幅広標本。142グラムあります。
こちらのオルソセラスは、連室細菅が見られます。連室細菅は中央に見られる管で、気房を貫く管です。
しずく型のフォルムが優しい印象。
裏側もオルソセラスが潜んでいます。
同じ方向を向いているのが何とも愛らしい、デボン紀モロッコ産オルソセラス化石のご紹介でした。
商品スペック
商品ID | ot999 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 状態よいオルソセラスが2体仲良く並んだ、しずく型標本(Orthoceras) |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体直線距離 6cm 5.7cm /母岩含め全体10.6cm×7.7cm×厚1.6cmg |
商品解説 | 状態よいオルソセラスが2体仲良く並んだ、しずく型標本(Orthoceras) |
オルソセラスとは?
オルソセラスは古生代シルル紀から中生代三畳紀までのあいだ、世界中の海に分布していた頭足類の仲間である。
現在では絶滅している。頭足類としては現在では、たこやいかが存在しているが、中生代末期まで存在していたアンモナイトも同じ頭足類の仲間である。
オルソセラスは頭足類のなかでも古いタイプのグループとして知られ、よく知られているアンモナイトよりも古い時代から地球上の海に生息していた。
大型のものでは体長数メートルに達し、食物連鎖の上位に位置していたと考えられる。同時期に海に存在していた三葉虫を補食していた可能性も十分にある。