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アンモナイトの祖先にあたる、オルソセラスのマルチプレート化石(Orthoceras)/【ot398】
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オルソセラスのマルチプレート化石です。乳白色の部分が本来、オルソセラスの殻だった部分です。オルソセラスはアンモナイトと同じ頭足類の古い祖先です。頭足類は、古生代に出現し、現生まで、イカやタコ、オウムガイのように生き残っているグループです。
頭足類で良く知られているアンモナイトは、平巻状の殻を持っていますが、オルソセラスは直線状の殻を持っていました。オルソセラスの方が古い時代に生きていたため、直線から平巻へと殻の形が変化していきました。アンモナイトが絶滅する白亜紀の終わりになると、異常巻きといわれる、ほどけた殻を持つ種が現れました。そして、現生には、殻をもたないイカやタコのような種がいます。頭足類の歴史は殻に注目すると興味深いですね。
一つのプレートに複数の標本がいます。
中央の左右に伸びる標本の長さが10.5cmとなかなかのサイズです。
商品スペック
商品ID | ot398 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | アンモナイトの祖先にあたる、オルソセラスのマルチプレート化石(Orthoceras) |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体最大 約10.5cm / 母岩 14.5cm×8cm×厚1.5cm |
商品解説 | アンモナイトの祖先にあたる、オルソセラスのマルチプレート化石(Orthoceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。