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恐竜時代の針葉樹の樹脂が起源である貴重なビルマ琥珀(バーマイト)。恐竜時代の琥白亜紀のクモが内包!/【ot2159】
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こちらは琥珀コレクターならご存知の、ビルマ琥珀です。しかも、小さいながらクモを内包している希少な化石。
ビルマ琥珀は、今からおよそ1億年前の針葉樹の樹脂に起源を持つ、非常に古い琥珀です。1億年前といえば、中生代白亜紀。大地を恐竜が闊歩していた時代に生えていた針葉樹の樹液が固まり樹脂となったものが、この琥珀です。
一見すると、はっきりとした有機物が含まれていないように見えますね。含まれているクモについては後述します。
ビルマ琥珀は古い琥珀でありながら、透明度があり、美しい飴色を呈します。
内部はいくつかの層に分かれています。
後ろから光を当てると、縁部を中心に美しい黄金色を呈します。
そして、こちらがクモです。小さいながら、それと分かる長い足を複数持っています。ルーペでご覧いただくと、その姿を視認できます。
およそ28ミリ。
100円玉より一回り大きいサイズ。1億年前の非常に古い希少なビルマ琥珀です。内部にはクモが含まれています。ルーペをご用意の上、御覧ください。
商品スペック
商品ID | ot2159 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 恐竜時代の針葉樹の樹脂が起源である貴重なビルマ琥珀(バーマイト)。恐竜時代の琥白亜紀のクモが内包! |
産地 | Myanmar |
サイズ | 2.8cm×1.6cm×厚0.8cm |
商品解説 | 恐竜時代の針葉樹の樹脂が起源である貴重なビルマ琥珀(バーマイト)。恐竜時代の琥白亜紀のクモが内包! |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。