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鋭い先端が保存された、美しい標本です。史上最大級の肉食恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/【di1239】
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良形!美しいカーブを備えたスピノサウルスの歯化石です。長い方のカーブを計測して92ミリという長い歯化石です。
鋭く尖った形をしています。スピノサウルスの歯化石には太いもの、鋭いものなど、様々な形があります。こちらの化石は、どちらかというと鋭いタイプ。
そして、根本から先端まで欠けたところがない美しいフォルムをしています。
スピノサウルスは主に魚を捕食していたと言われています。暴れる魚を突き刺すのに適した形をしています。現世のワニの歯と似た特徴を持っています。
シャープな形ではありますが、根本の周長は7センチを超える、太い歯化石でもあります。
鋭い歯先。
どの角度からみても、平均以上の保存状態。美しいです。
周長7センチを誇る太い根本。
100円玉との比較。
エナメル質には太い縦線が何度も刻まされています。美しいフォルムにご注目ください。
商品スペック
商品ID | di1239 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 鋭い先端が保存された、美しい標本です。史上最大級の肉食恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測9.2cm 周長7cm |
商品解説 | 鋭い先端が保存された、美しい標本です。史上最大級の肉食恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org