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二本木認定コレクション、特徴が良く現れたアナゴードリセラス(Anagaudryceras)の標本/【an932】
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二本木認定コレクション。本日は、北海道産を代表するアンモナイトの一つ、アナゴードリセラスの特徴的な標本をご紹介します。
アナゴードリセラスは、住房部が異様に膨らんでいることで知られています。本標本はその特徴が良く現れています。住房部の腹が欠損しているものの、滑稽なほど巨大な開口部が保存されています。
写真下部の住房部の腹は失われています。
アナゴードリセラスは最後の一巻きが異様に巨大であることがよく分かる一枚です。本体(軟体部)も比例して大きかったのでしょうか。開口部は厚みもあります。
本標本は、北海道大夕張地区白金川で平成7年採取されました。標本に採取に関するメモが残っている点も嬉しいですね。
はっきりと記載されています。
アナゴードリセラスの特徴は、住房の大きさに加えて、その肋(ろく)の大きさ、落差です。本標本においても、しっかり刻まれた肋(ろく)が観察できます。
山脈のような肋(ろく)。
住房部に対して、気房部(フラグモコーン)は比較的小径です。そのギャップが、余計に開口部を大きく感じさせるのでしょう。
アナゴードリセラスの特徴が良く現れた標本です。二本木認定コレクション。
商品スペック
商品ID | an932 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 二本木認定コレクション、特徴が良く現れたアナゴードリセラス(Anagaudryceras)の標本 |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 本体直径9cm 14cm×13cm×10cm 1730g |
商品解説 | 北海道 大夕張地区 白金川 平成7年採取 白亜紀チューロニアン期 |
この商品を購入されたお客様のお声
標本の方届きました。いつもながら、迅速で丁寧な対応ありがとうございます。今回は、北海道産のアンモナイトで著名な二本木氏のコレクションとの事でずっと前から手元にと思っていまして、ようやく手にする事が出来ました。住房部の欠損が残念ですが、開口部の?肋の状態も良く観察する事が出来てアナゴードリセラスの迫力を十分に感じられる標本です。末永く大切にしたいと思います。今後も、良い標本を御紹介下さい。
千葉県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。