大恐竜展-ゴビ砂漠の驚異 本日開催

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 カテゴリ:恐竜・隕石イベント 作者:

恐竜&化石ファンの皆様に、イベント情報をお知らせしています。

本日26日から国立科学博物館で「大恐竜展-ゴビ砂漠の驚異」がスタートします。この恐竜展にむけて、つい先日アジア最大の肉食恐竜、タルボサウルスの全身骨格が組み立てられ大きな話題となりましたね。タルボサウルスの他にも、大型の植物恐竜サウロロフスの全身骨格や、オピストコエリカウディアも展示されるとのことです。

展示の注目の一つは、オピストコエリカウディアではないでしょうか。こちらは、モンゴルで見つかった大型草食恐竜です。注目点は、世界初の実物化石で全身骨格が復元されることです。レプリカ部分を入れず、すべて実物化化石で組み立てるとは・・・。すごいことですね。オピストコエリカウディアはモンゴルでほぼ完全な骨格で見つかったものの、首から上はみつかっていません。その後、モンゴル政府が保管していたとのことです。

それにしても、オピストコエリカウディアは、舌をかみそうな複雑な名前ですね。体長12m前後、白亜紀の恐竜で、別名、顔なし恐竜ともいわれる、オピストコエリカウディア(Opisthocoelicaudia)。彼らの名前の由来は、『後ろが杯状にくぼんだ尾椎』という意味らしく、彼らの尾っぽ(カウドというそうです。)の骨一個一個の後端がくぼんでいる(ここがオピストコエルスという箇所。)つくりであることから由来しています。尾っぽの特徴からつけられた名前なのですね。

竜脚類恐竜(化石セブンオリジナルCG)

竜脚類恐竜(化石セブンオリジナルCG)

イベント名:「大恐竜展-ゴビ砂漠の驚異」

開催時期:2013年10月26日(土)~2014年2月23日(日)

場所:東京 国立科学博物館で開催。

入館料:一般・大学生が当日1,500円、小・中・高校生は600円(未就学児は無料)

※イベントについて詳細は主催者側へお確かめください。

イベント情報日々更新中

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