恐竜と爬虫類、どう違う?
恐竜の祖先は、二足歩行することの多い肉食のは虫類から進化したと考えられています。
爬虫類とは?
爬虫類の「爬」は「地を這う」という意味の文字です。
名前の通り、地を這う生き物で、かたいカラの卵を生むグループです。
恐竜とは?
恐竜は、爬虫類が進化して、直立歩行に適した骨格をもった生き物です。
陸上に生息するのが基本で、よく間違えられますが、
原則、翼竜や魚竜、首長竜は含まれません。
恐竜とトカゲやワニなどのは虫類の違いは、足のつき方でよくわかります。
トカゲやワニは、足は、体の真横や斜め下に向いてついています。
かつ、つま先は外側に向いています。
くねくねと、体をくねらして歩いています。
体の重みは、真横についた足でふんばるようにして支えています。
一方、恐竜は、体の真下に足が伸びています。
かつ、つま先は体の正面に向いていて、つま先で歩きます。
体の真下に足が伸びていることで、体をくねらせることなく歩きます。
腰からまっすぐ足が伸びているおかげで、体の重みが効率よくかかり、支えることができるのです。
ちなみに、恐竜は大きく分けると、鳥盤類(ちょうばんるい)と
竜盤類(りゅうばんるい)の2種類に分けられます。
鳥は、竜盤類から進化したもの、と考えられています。